一入亭のデイ(出居)です
広さは南側6帖、北側8帖の二間続きで畳敷きでした
湿気っぽかったこの部屋を、6日間かけて14帖の杉板の床に改修しました
デイは広間型民家の一番奥に位置した、床の間や付書院のある格式の高い部屋です
かつては身分の高い人を外から直接この部屋に迎え入れたそうです
かつては身分の高い人を外から直接この部屋に迎え入れたそうです
床の間(右側、襖が立てかけてあります)は中越地震(2004年)で壁にひびが入りました
これから(気が向いたら)直そうかなー、と思っています
そうしたら気に入った掛け軸を下げたい
左側は、書院造であれば違い棚や天袋・地袋のあるスペースです
前の所有者はたしかここに大きな仏壇を入れていました
そこを今回押入れに改装しました
襖紙がちょっと(かなり)はがれていますね
この江戸末期に建てられた農家に、書院窓を付けるのは問題なかったのでしょうか
それとも明治以後に書院窓を後付けしたのか、分かりません
このひかえめな障子にとりわけ時代を感じます
このひかえめな障子にとりわけ時代を感じます
チャノマとのさかいには、左右に板戸、真ん中に襖が入っています
左の板戸は外してあります
天井には一昨年に杉板を張りました
そして今回ようやく床板を張りました
まず古い畳を撤去して、その下の古い板張りの上に根太を打ちました
根太のあいだに断熱材を入れて構造合板を敷きました
その上に幅135㎜、厚さ15㎜の相じゃくりの杉板を打ち付けました
最後に一入亭の庭に生えている柿の実で作った柿渋を、原液のまま一回塗りしました
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