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2022年10月27日木曜日

名刺

太陽さんに制作をお願いしていた名刺ができました
表には自筆の「藁竹茅」のスタンプを一枚ずつ捺します
裏には小さく名前それにメールアドレスとブログのURL

シンプルですが高価なのでバラまきはしないつもりです

2022年10月17日月曜日

五戒で人を観る

地橋さんはこの本で原始仏教の修行は五つの戒を守ることから始まると言っています
その五戒とは倫理的な行動規範でつぎの五つです

①不殺生戒(殺さない)
②不偸盗戒(盗まない)
③不邪淫戒(不倫をしない)
④不妄語戒(嘘をつかない)
⑤不飲酒戒(酒や麻薬など酩酊させるものを摂らない)

人を観るときこれら五つの戒をどの程度守っているかが一つの判断基準になります

世の人は五戒をどの程度守っているでしょうか?
おおよそつぎのようかと思われます

①と②については多くの人が守っている
③については守っていない人がけっこういる
④と⑤については③よりももっと多くの人が守っていない

それにしても「守っているか/守っていないか」という問いのたて方が疑問です
「白か/黒か」と尋ねているのですが実際には灰色の人がたくさんいると思うからです

それに灰色といっても大きな程度差があります
たとえば不殺生については殺すのが人なのか蚊なのかで意味合いは大きく異なります
飲酒についても飲む量が乾杯の一杯だけなのか前後不覚になるまでなのかで全く違います
ほかの戒についてもさまざまに大きな程度の差が考えられます

もっと丁寧な問いのたて方をしないと五戒で人を観ることは無理です
たとえばこのように考えたらどうでしょうか?

まず各戒がどの程度守られているか具体的に5段階に分けます

①不殺生戒 殺さない⇒殆ど殺さない⇒蚊を殺す⇒食用動物を殺す⇒人を殺す
②不偸盗戒 盗まない⇒殆ど盗まない⇒鉛筆を盗む⇒自動車を盗む⇒他国を盗む
③不邪淫戒 不倫しない⇒殆ど不倫しない⇒らしきことをする⇒稀に不倫する⇒不倫している
④不妄語戒 嘘をつかない⇒殆ど嘘つかない⇒稀に嘘をつく⇒些細な嘘をつく⇒大嘘をつく
⑤不飲酒戒 飲まない⇒殆ど飲まない⇒飲んでも乱れない⇒飲むと乱れる⇒アル中である

そして戒が完全に守られていれば0点を全く守られていなければ4点を付けます
グレーゾーンはその程度に応じて1点から3点を付けます
各戒について採点してその点数を合計します

このようにして自分自身や任意の他者の倫理的な行動の度合いを観るのです
いかがでしょうか?



2022年9月21日水曜日

〇的生活

Pelléas et Mélisande 聞き取りノート
人生の棚卸し
7年前に私はそれまで40年近く勤めた大学職員の仕事を退職しました
そしてようやく自由な時間をたくさん持てるようになりました
その時間を使って私は「自分の可能性を追及する」ことにしました

これまでの60年間の人生では義務的にやっている事が常に多くがありました
それらを取り去って「自分の可能性を追求する」生活をするにはどうすればいいか?
あれこれ長い間「思考」錯誤しているうちにあることに思い至りました

自分がこれまで好きでやってきたことを書き出してみたらどうか?
山登りやスキーから始まって自転車や船頭もやりました
古民家の修復に没頭したし藁細工や竹細工もずいぶんやってきた

これらについて「登山」といったジャンルごとにいつどこで何をしたか書き出してみる
残っている日記や手帳、写真や書類などからかなりのことがわかるはずだ
「登山」であればそれをなぜ、いつ初めてどのような展開があって現在地がどこなのか?

EXELの表に書き出すことにしました
一行が一イベントです
たとえば、

登山 1971年7月 磯子工業高校山岳部 夏期合宿 北アルプス裏銀座コース 初3,000m峰

といった具合です

この表にいろいろなライフイベントも加えていきました
出生から始まり学校への入学と卒業、就職や転勤、結婚や育児などの人生の様々な節目です
これらも一つのイベントを一行で書きました

私のこの表は最終的に1,000行ほどになりました
完成させるのにとても時間がかかりました
大変でしたがやりがいのあることでした

これまで漠然ととらえていた自分の人生が可視化できるようになりました
私の人生はほぼこの1,000のイベントから成り立っていることが分かったのです
このようにして私は自分の人生を棚卸しました

人生の吟味
私はしばらくこのエクセルの表をうっとりと眺めていました
たとえそれが凡庸な人生であったとしても60年間という軌跡はただそれだけで素敵だな、と
そんな感傷が過ぎ去ってから私はこの表をいじくり始めました

エクセルはもともと表計算ソフトなので項目ごとの並べ替えが簡単にできます
たとえば「登山」や「藁細工」という項目のイベントがいくつあるか瞬時にして分かります
さらに「登山」のほかに自分はどんなスポーツに時間を費やしてきたかも分かります

このようにしてエクセルの表をあちらからこちらから眺めてみました
するとそこに私の人生の個性が浮かび上がってきました
私の人生は「あそぶ」と「つくる」に特徴があるのです

私は「藁細工」「竹細工」「茅葺き」という「分野」のことを好んでやっています
これらの「分野」は「つくる」という共通した「行為」として言い表すことができます
また私は「山遊び」「自転車遊び」「海川遊び」が好きです
これらの「行為」はまとめて「あそぶ」と言い替えられます

この気づきに基づいて自分が大切にしている全ての「分野」を「行為」に置き換えてみました
すると「分野」に相応しい「行為」を表現する言葉がみつかりました
「つくる」「あそぶ」以外には
「いやす」「かたる」「くらす」「さとる」「つたえる」「のこす」「むつむ」

これらたった9つのことばで私の「生活」の全ての「行為」がカバーされるのでした
頭の中でモヤモヤしていたものがスッと引き出しに納まっていくような感じでした
私はわずか9つの「行為」で表現される世界で毎日生きているのです

さらに9つの「行為」を3つずつまとめて3つの「~的生活」に集約できました

こうして私の「生活」は「~的生活」⇒「行為」⇒「分野」と階層的に整理できました
自分の「生活」のとらえ直し=人生の棚卸しができたのです

「生活」のフレーム
人生の棚卸しをしたことで私の「生活」には一定のフレームがあることに気がつきました

私の「生活」は「物的」「心的」「体的」の3つの「生活」から成り立っています
それぞれの「分野」はさらに3つの「行為」から成り立っています
それぞれの「行為」はさらに3つの「分野」から成り立っています
                                       
               行為 分野、分野、分野
          物的生活 行為 分野、分野、分野
               行為 分野、分野、分野

               行為 分野、分野、分野
     私の生活 心的生活 行為 分野、分野、分野
               行為 分野、分野、分野

               行為 分野、分野、分野
          体的生活 行為 分野、分野、分野
               行為 分野、分野、分野

「~的生活」⇒「行為」⇒「分野」と階層的に3つずつに細分化しています

3つへのこだわり
私があえて3つという数にこだわっているのにはいくつか理由があります

まず無理なく満足度の高い「生活」を送るには「行為」や「分野」を限定する必要があります
限られた知力・体力や資産で1日24時間、1年365日にできることは自ずと限りがあります
3つというのは多くも少なくもなくちょうどいい感じです

また一般的に言って3という数字は座りが良く生活に安定をもたらすと考えられます
写真の三脚は3つの足で安定しますし「三人寄れば文殊の知恵」などと昔から言います

さらに私の名前の中に入っている3はラッキーナンバーだと信じています

人によって「~的生活」「行為」「分野」が必ずしも3つには限らないのは当然です
それより多くも少なくもありえるので誰もが3にこだわるという必要はないと思います

「物的生活」
以上のように整理した私の「生活」の中身を具体的にお話しします

「生活」の第一は(順番にとくに意味はないのですが)「物(もの)的生活」です
「物的生活」は「つくる」「くらす」「のこす」の3つ「行為」から成り立っています

何を「つくる」のかというと「藁細工」「竹細工」「茅葺き」の3つの「分野」の物です
それぞれの手仕事の内容は私のブログ『藁竹茅』を見ていただければお分かりになります

「くらす」は生活するうえで避けて通れない「諸事」「衣食住」「経済」です
これらは物と切り離すことのできない分野です
今ここで書いていることは「諸事」に含まれるライフスタイルです
どのようなスタイルで暮らすかによって物の所有の仕方が決まります

そして「農家」「町家」を一軒ずつ「車」を一台だけ「のこす」ことにしました
これらのことはブログ『一入亭日乗』に綴っています
以上が私の「物的生活」です

「心的生活」
「生活」の第二は「心(こころ)的生活」です
「心的生活」は「かたる」「さとる」「つたえる」の3つの「行為」から成り立っています

心は言葉を「かたる」ことによって開かれます
「日本語」「英語」「フランス語」で自在に「かたる」ことができる自分を目指します
「日本語」は読み書き話すことを洗練させます
「英語」と「フランス語」は言語の学習とそれをじっさいに使うことです
冒頭の写真はフランス語学習の一場面です

「読む」「見る」「聴く」ことで世界の諸相を「さとる」ことに努めます
「読む」は本、新聞、まれにネットの記事などです
「見る」はテレビや映画など
「聴く」はネットやラジオです

これらによって得た知見を生活全般を通じて学んだことと合わせて人に「つたえる」のです
余計なお世話にはならないように注意しています
「つたえる」ためのツールが3つのブログ『一入亭日乗』『藁竹茅』『人力遊山記』です

「体的生活」
そして最後が「体(からだ)的生活」です
「体的生活」は「あそぶ」「いやす」「むつむ」の3つの「行為」から成り立っています

まず「山」「自転車」「海川」で体を使って「あそぶ」のです
「山」は登山とスキー「自転車」は国内外の自転車ツアー「海川」は船頭やカヌーなどです
これらの分野でやったことをブログ『人力遊山記』で公開しています

こうして「あそぶ」と疲れるのでその他の生活疲れと一緒にそれを「いやす」のです
具体的には「睡眠」「運動」「緩和」でもって癒します

「むつむ」ことはヒトという存在にとってもっとも大切なことです
具体的には「兄弟」「子供」「朋友」とのむつみです
このうち特に「朋友」と「むつむ」ことが生活のための大きなエネルギーになります

私の「生活」
「生活」の「行為」と「分野」を先ほどのフレームに具体的に書き込んでみます

               つくる 藁細工、竹細工、茅葺き
          物的生活 くらす 諸事、衣食住、経済
               のこす 農家、町家、車

               かたる 日本語、英語、フランス語
  私の「生活」  心的生活 さとる 読む、見る、聞く
               つたえる 藁竹茅、一入亭日乗、人力遊山記

               あそぶ 山、自転車、海川
          体的生活 いやす 睡眠、運動、緩和
               むつむ 兄弟、子供、朋友

各「分野」はさらにいくつもの具体的な「活動」から成り立っています
たとえば「いやす」の「運動」ではつぎのような身体的な「活動」をしています

   毎 日 「ラジオ体操」
   隔 日 「自転車散歩」「筋トレストレッチ」
   週一回 「スポーツダンス」

ひとつの「分野」でもこれだけの「活動」をしているのです
全ての「分野」の全ての「活動」を網羅するととても多種多様になります
それら全ての「活動」において自分の能力を進展させる機会が持てます

何かの「活動」を通じて新たな能力を見出すと「生活」の満足感が高まり質が向上します
そうかといってあまりに多くの「活動」をし過ぎると全てが中途半端になってしまいます
ただ忙しいだけで満足感はえらず「生活」の質はいつまでたっても向上しません
このことがあるので「行為」や「分野」の数を適度に抑える必要があるのです

私の「生活」の実際
「生活」は「活動」を最小単位として行っています
1日24時間のあいだかならず何かの「活動」をしています
とくに予定のない日は朝にその1日どんな「活動」をするか決めます
「活動」の配分はこれまでの経験をもとに適当に決めています
このことについてはまた別の機会にお話ししたいと思います

的生活」の今とこれから
今このように行っている生活を「〇的生活」と呼んでいます
特定の行為に偏らない生活でありまた曼陀羅のように円い生活でもあります
その中で自分の様々な「物的」「心的」「体的」能力を可能な限り引き出そうとしています
この「〇的生活」がうまく回っていくことが今の自分にとってもっとも大切なことです

                  くらす
                    
              つくる        のこす

             かたる  さとる  つたえる
 
              あそぶ     いやす

                  むつむ

                〇的生活の曼陀羅

「〇的生活」を意識的に行い始めて3年ほどたちました
全体的なフレームに違和感はありませんし副作用もありません
現在のところその達成度を感覚的に自己評価すると100点満点でまだ59点というところです
満点ではなく満足感が得られるようにこれからもやり続けます


2022年1月23日日曜日

自由形のかたち

将来安鯛みくじ
池江璃花子さんの今日のレースを見てあらためて思いました

自由にかたちなどはないのだと
かたちなどないことこそが自由なのだと

これは当たり前のようでじつは世の中そうともいえません

今日池江さんが泳いだのは50mの自由形でした
そのレースを彼女は「ただ一人クロールでなくバタフライで泳いだ」のです

自由形といえば泳法はふつうクロールです
それがいちばん速い泳法だと信じられているからです
わたしもずっと自由形すなわちクロールだと思ってきました
それを池江さんはなにを思ってか自由形をバタフライで泳いだのです


ひとはみな自分なりに自由に生きたいと思っているでしょう
そのためにどうしたらいいか考え行動している

そしてたくさんのひとの努力がたくさんのお金を手にすることに向かっています
よりお金があればより自由に生きられると信じているひとがたくさんいるからです

世の中の際限のない努力がお金を稼せぐことに向かっています
自由になるには金持ちなるしかないかのように
自由形はクロールでしかないかのように

ひとりバタフライで泳ぐ池江さんはとても自由に見えました

2021年10月18日月曜日

かすむへにふひひさじだ

「かすむへにふひひさじだ」とはなんでしょう?
何かの呪文ではありません
これからの5年間でやろうとしていることです

退職してからここまでの5年間を自分なりのスタイルで生きてきました
そのスタイルが「つつむきくこのあい」でした
じつは やったなりにけっこうできたじゃん! という感じを持っています
日本一周自転車旅の途中にさめうら湖
2016年10月17日
ところがこの頃ちょっとポカンとしてきたように思います
おそらくスタイルがゆるくなってきたのかな?
たとえてみれば筋トレの負荷やメニュー、ジョギングのスピードや距離に慣れが生じた感じ

それで5年を機会にスタイルにハタキをかけることにしました

「つつむきくこのあい」の中でとくにやりたいことを具体的にあげてみました
これからの5年間のうちに新しく始めたいことや成し遂げたいことなどです

それを「つつむきくこのあい」順に並べたのがこの「かすむへにふひひさじだ」です
(何のことかお分りにならなくてもまったく問題ありませんのでそのままお進みください) 

か 茅葺き10年計画を完遂します
す 砂のメダイユを完結します 
む むつみあえる人たちと出会います
へ ヘミングウェイを読みます
に を薬草木で満たします
ふ フランスレベルアップさせます     
ひ 一入亭の改築を完成させます     
ひ 百名山を完登します    
さ サーフィンできるようになります
じ 自転車での日本一周を完遂します    
だ ダンス中級を目指します

「かすむへにふひひさじだ」と時々つぶやきながらこれから5年間生きてみます
さあてどうなっているかな?

2021年6月21日月曜日

つつむ、きく、このあい


「つつむ、きく、このあい」
これですべてです

「つつむ、きく、このあい」の「つ」は「作る」の「つ」です
自分で作るのが好きです
たくさん作りたいものがあるうちでとりわけ三つに集中しています

「藁細工」
「竹細工」
「茅葺き」

「つつむ、きく、このあい」の「つ」は「伝える」の「つ」です
自分だけでなく誰でも見られるようにブログに記録しておきます

「藁竹茅」は藁細工、竹細工、茅葺き
「人力遊山記」は山歩き、自転車旅、舟遊び
「一入亭日乗」はそれら以外すべて

「つつむ、きく、このあい」の「む」は「睦む」の「む」です
人との睦みあいこそ喜びの源泉です

「息子」
「友人」
「すべての人」

「つつむ、きく、このあい」の「き」は「気づく」の「き」です
見る、聴く、読むをとおしての気づきです

「見聞」は人の話し、テレビ、ラジオなど
「学ぶ」はサークル、講座など
「読む」は新聞や本です

「つつむ、きく、このあい」の「く」は「暮らす」の「く」です
暮らしのためになおざりにできない事の数々です

「衣食住」
「経済」
「諸事」

「つつむ、きく、このあい」の「こ」は「言葉」の「こ」です
大切な言葉を慈しみます

「日本語」は母なる言葉です
「英語」はグローバルなコミュニケーションのための言葉です
「仏語」は異文化への扉となる言葉です

「つつむ、きく、このあい」の「の」は「遺す」の「の」です
ささやかな人生の遺物として三つあります

「農家」は新潟の一入亭のことです
「町家」は川越のハーミ亭のことです
「車」は一入亭とハーミ亭を結ぶものです

「つつむ、きく、このあい」の「あ」は「遊ぶ」の「あ」です
三つのジャンルの遊びに集中します

「山歩き」として登山とスキーをします
「自転車旅」を国内外でします
「舟遊び」は新河岸川の船頭と海で波乗りです

「つつむ、きく、このあい」の「い」は「癒す」の「い」です
いろいろな癒しのうちでとりわけ三つのことです

「睡眠」は質の高い眠り
「運動」は散歩、ダンス、筋トレ・ストレッチ
「音楽」はジャズとクラシック

「つつむ、きく、このあい」
今はこれがすべてです

2020年11月30日月曜日

オサカナを遠く隔てて

5年前のきょう永いこと勤めた職場とさよならしました
そしてこれからはこんなふうにしようと思いました

オサカナを遠く隔てて
ときどき山川
ちょくちょく藁竹茅

ちょっと何のことか分からないですよね

お魚食べるのは好きですけれど
オサカナには距離を置こうと思いました

オサカナのオは女の人のオです
縁のない生活です

オサカナのサは酒肴です
酒は夕方に芋焼酎を一合飲みます
肴は乾き物か厚揚げなど
オサカナのカは金です
もらわない、あげない、つかわない
もちろん必要なかぎりということ

オサカナのナは名です
名誉とかプライドとか意地とか
つまりややこしい精神です


ときどき山に行きます
美しい姿を眺めたり、古民家で過ごしたりします
それから友人と川べりを自転車で旅します

ふだんは手仕事をしています
藁で民具、竹でかごやざる、茅で茅葺きです

この5年間で嬉しかったのは自身に可能性の残滓を見出したこと

さてこれからはこうしようかな

サカナを遠く隔てて
ときどき山川海
ちょくちょく藁竹茅

素敵だな…

2020年10月25日日曜日

ためる、ためない

ためるためるビンをためる
ジャムのビンを物入れに使ってます
バッククロージャ―、石灰、輪ゴム
ためるためるバッククロージャ―をためる
食パンの袋のバッククロージャ―でコードをとめます
ほかにあまり使い道がありません
バッククロージャ―で止めたコード
ためるためる石灰をためる
せんべいや海苔の袋に入っている石灰です
庭に撒いて植物を育ちやすくします
庭に咲いたエビネ
石灰のおかげできれいなのかな?
ためるためる輪ゴムをためる
スーパーで揚げ物を買った時に袋を閉じる輪ゴムです
輪ゴムは使い道がいろいろあります
黒いハンガーには赤い輪ゴムがにあう
ためるためるビニタイをためる
焼きそばやラーメンの袋にビニタイが使われています
ビニタイはわら細工や竹細工でよく使います
わらをビニタイでとめます
ためないためない怒りをためない
怒りはすぐにこのビンに入れ十かぞえます
すごいときは百かぞえます

ためないためない
憎しみ、反発、絶望、落胆、憤慨、見くびり、妬み、自卑、恥辱、後悔、恐怖、軽蔑、嘲弄、小心、恐慌、残忍、買いかぶり、臆病、復讐心...
をためない
来たらさっとこのビンに入れ十かぞえます
ごっついときには百かぞえます


2020年9月2日水曜日

壊れないRadio


一入亭で何かをしているときは、たいていこのラジオで音楽などを聴いています
隣の家と離れているので、ボリュームを大きくしても大丈夫です
ジャズ、クラシック、ポップスなどが好きです
それに漫才や落語なども聴いています
10年以上前に「ぼやき川柳」をこれで知り、はまりました

ソニーのスカイセンサーICF-5600というタイプです
1974年の夏(暑かった!)に秋葉原の電気街で買いました
その頃はお金に不自由していましたが(今も自由とはいえませんが)、大枚をはたきました
秋葉原駅の高架ホームに立ち、これが入った箱をぶらさげた、その重さを思い出します

当時はFM放送が人気で、情報誌がFMレコパル、週刊FM、FM funの3誌もありました
2週間分の放送日時、演奏者、演奏曲目、演奏時間などが載っていました
いい音で聴きたくて、FM放送の受信に主眼をおいたこの最新型ラジオを買ったのでした

いまでもふつうに聴けますが、老化現象はあらわれてきました
ボリュームが勝手に小さくなる時があります
また、ボリュームのダイヤルを回す際に雑音が入ります
それでもいまのところ、ある日とつぜんご臨終になるとは考えられません

先日、25年間見た東芝のブラウン管テレビを廃棄しました
このごろは画面の上部半分が伸びて、下部半分が縮んできていました
時報の丸い時計が、おにぎり形に見えてきたのでそろそろヤバイかなと思ってました
番組内容の把握には大きな支障はなかったのですが、引っ越しを期に廃棄しました

いまは別のソニーの15年もの(これもブラウン管式です)でテレビを見ています
このあいだ、その画面がほんのわずか、右に2度ほど傾いているのに気がつきました
この右肩下がりがジワジワ進行していくのかなと思います

ラジオにしてもテレビにしても、こうして何十年も使えるのは有り難いことです
こういう長寿命の製品を作った人たちの技術力と職業意識の高さに感謝しています
ふた昔前ぐらいまで、海外で日本の家電品がもてはやされたのは当然でした

それはじつはメーカーにとっては痛し痒しだったのですね
気に入った製品がいつまでも壊れなければ、新しい製品を買う必要がありません
一人の人が一生に一台しかラジオやテレビを買わないのではメーカーは困るのです

どんどん買ってもらいたいがために、メーカーはどんどん道を踏み外していきました
必要のないモデルチェンジを次々したり、大金をかけてCMを流したり、などなど
東芝はついに原発事業に失敗して、サザエさんのCM料も払えなくなりました

壊れないRadioをこれからもたいせつにしたいと思います



2020年8月7日金曜日

仙人暮らし


年に何回か友人と酒を酌み交わすことがあります
たいがいは「さし」で、どちらかの家で、手料理で、という感じです

そんな機会に、わたしの暮らしについて、友人3人から同様のコメントがありました
「仙人のような暮らしだ」と言うのです

はじめは、一人の友人と飲み食いしながら取り留めなく話をしていた時だったと思います
「仙人のような」と言われて、何を言っているのだろうと思いました
けれどさして頓着もせず、なんと返事したのかもよくおぼえていません

別の機会に別の友人から同じようなことを言われた時は、また来たかと思いました
そして、「それは仙人の定義によるなあ」とややツッケンドンな返事をしました
じつは、「仙人」と言われてあまりいい気分でなかったからです

わたしの「仙人」のイメージはこうです
長い着物を引きずった高齢の男性で、白髪を束ばね、髭を生やし、杖をついている
こういう老人のイメージがまず浮かんだので「仙人のようだ」を否定したくなったのです

「定義」について、この友人ははっきりこたえませんでした
それほど深く考えていたわけでもなく、ふとそのように感じて口にしたからでしょう
ほかにももう一人、わたしを「仙人」と見たてた友人がいるのです

「仙人」とはどんな人か調べてみました

①道家の理想的人物。人間界を離れて山中に住み、穀食を避けて、不老・不死の法を修め、神変自在の法術を有するという人。

②(仏教用語で)世俗を離れて山や森林などに住み、神変自在の術を有する修行者。多く外道を指すが、仏を仙人のなかの最高の者の意で大仙あるいは金仙ということもある。

③浮世離れした人のたとえ。                     

①と②は、いずれも神変自在というスーパーパワーを身につけた人です
神変自在というのは、神通力のような普通の人間にはない力です
友人たちは、そのような超人とわたしとを同一視したわけではないのは明らかです
③は、数こそ少ないけれど、どこにでも居そうなタイプです
友人たちが③の意味、「浮世離れした人」として見立てたのは、ほぼ間違いありません

これでわたしから「定義」を尋ねられた友人が、はっきり答えなかった理由もわかります
「浮世離れした人」とあからさまに言って、わたしの気分を害したくなかったのでしょう

わたし自身は①の人物にあこがれている部分があります
一入亭のチャノマの襖に老子の教えをいくつか墨書してときどき眺めています
友人たちにもそれを見せたらどういう反応があるか見てみたいものです
老子道徳経 抜粋



2020年6月21日日曜日

写真で見る日本生活図引『村の一年』熊谷元一写真 須藤功編

日本人の生活の原点を見詰め直すための、これ以上の資料はないのではないかと思う。自動車はもとより、電燈とラジオの外に、家庭電気製品と名のつくものは何もない生活であっても、決して貧しかったわけではない、ということが伝わってくる。豊かさの初めに掲げるべき思いやりの心を、家族も村人も等しく持っている。それぞれが自分の時間を守っていることも、写真のそこかしこに読むことができる。

撮影は昭和31年6月21日から始まった。

多くの農山村がそうであるように、阿智村も、昭和30年代後半からの高度経済成長期の変動は大きかった。

昭和30年代後半から全国的な傾向になる省力による能率化、いわゆる農業の機械化である。機械化の発端と、それによってもたらされた変化は、村によってそれぞれ異なるが、ほぼ共通しているのは、機械と一緒に金を必要とする生活が農家にもはいってきたということである。むろんそれまでも金を必要としなかったわけではないが、必要最小限度にとどめ、農家が大きな経済の渦に巻き込まれることはなかった。これは、供出米の外は、自分の家で食べる食料の確保、いうならば食糧の自給のために働き、それが満たされれば十分というのが、多くの農家の営みだったからである。そこにはいってきたのが、車、テレビ、家庭電化製品、家具、服などの新しい生活用品である。これらは、供出米と繭の代金、それにわずかな雑収入だけではとてもすぐに買うことができない。しかし手に入れないと時代遅れになる。その感覚が村の変動の一つの要因となる。

夏 太陽の下の日々
農作業がほぼ自然と共にあったころには、暑い季節には暑く、寒い季節には寒くというのが農家にとっては望ましいことで、これによって作物がよく育つと考えられていた。

蚕飼い(こがい、養蚕)は、天候や生糸相場など、収入に不安定な要素が少なくないが、繭を出荷しさえすればとにかく金になるという現実は、農家にとって他に替え難いものがあった。

農家のもう一つの収入源は米である。

一つだけいえることは、汗を流すわりには、米の収入は少ないということである。これは今も変わりないが、それでも昭和30年代前半までは、少ないなりに農家は農業で生活できた時代だった。

2020年2月13日木曜日

暮らし方

フキノトウの芽

肩肘張らない日々の積み重ねが
これまでとは違う自分に
繋がっていくような暮らし

難儀している身近な人に
さりげなく手を差し伸べられるような
心に余裕を持った暮らし

物や自然を大切にして
争いのない穏やかな日々を
いつまでも慈しむ暮らし


2019年9月15日日曜日

気候変動から気候危機へ

今夏友人がアルプスで撮ってきた写真と、40年前の夏に自分で撮った写真を比べてみました
氷河の後退、というか消失はあまりにも明らかで、愕然としました
1978年8月
2019年7月
いま世界各地から気候変動のニュースは、事態がもう抜き差しならないことを伝えています
この事態をメディアはこれまで「気候変動」というタイトルで伝えてきました
英紙「ガーディアン」がそれを「気候危機」と改めることにしました
「変動」という表現が受け身で穏やかすぎるというのがその理由です

たしかに各地で頻発する被害の規模は深刻なものがあります
洪水で家が流され、熱中症で人が死に、作物に必要な雨が降らないのですから

わたしたちがこれから生きていくのはこういう世界です
そのために何が必要か考えます

2019年8月16日金曜日

三十三見当

ベンジャミン・フランクリンさんがこういいました

People are best convinced by things they themselves discover.
「人は、自分自身が発見した事柄に最もよく納得する」

わたしは3という数字が自分に合っていると思っています
幸運を呼び込んでくる数のようなのです
これといった理由はありません
強いて言えば自分の名前に漢字の三がついているからかもしれません

好きなことはなんでも三つしようと思っています
ものを作ることを三つしています
藁細工、竹細工、茅葺き

三つもやるのは大変じゃないかと思われるかもしれません
たしかに一つ、二つよりも時間も根気もお金も必要です
それでもわたしはなぜか三つやりたいのです

ブログは三本作って、書いています
藁竹茅、人力遊山記、一入亭日乗
三つ書くのは大変です
でも自分ではそれぞれに意味があると思ってやっています

息子は三人います
三人寄れば文殊の知恵といいます
まあこれはじっくりと今後を見てみましょう

わたしは三にこだわっています
三はわたしのラッキーナンバーかなと思うからです
それで日常の行動は項目ごとに三つ立てています
行動の項目が11あるので11×3、つまり33種類の行動をしています

この33に含まれない種類の行動も例外としてあります
日常的には33種類の行動でほとんど収まって居ます

33種類の行動をするのは結構忙しいです
それでも一所懸命、ながいあいだやっていると、それなりに成果がでます
行動の種類を明確にしているので成果は見えやすいです

こんなことをしている人がほかにいるでしょうか
わたしのほかには聞いたことがことがありません

わたしがこのように行動しているのには理由があります
それは毎日を楽しく暮らしたいからです
そしてそれには自分が楽しいと思える行動で日々を満たすのが一番だろうと考えたからです
お気に入りの33の行動を日常としていれば楽しいのじゃないかなと見当をつけたのです
それでこれら33の行動を「三十三見当」と呼ぶことにしました

それを実践してみたところ確かに楽しいです
「三十三見当」はわたしが自分でみつけた方法です
他の人がこんなことをしているなどと聞いたことはありません

「三十三見当」はわたしがわたし自身のために編み出した方法です
いまのところこの方法はとてもうまくいっています

お金をたくさん使うことはないし
体は健康に保てるし
暇で退屈することもない

「三十三見当」という生き方をわたしは気に入っています

2019年8月11日日曜日

中元にかごやざるを贈る

菊底かご
数えるほどですが中元や暑中見舞いが贈られてきます
その人たちにわたしが作ったかごやざるを贈ります
きょうも従兄に贈りました

四ツ目かご、いかだ底かご、菊底かご、麺ざる
いまの実力ですから不出来なものばかりです
それが家にたくさんあるのです

売りものにならないので親類縁者、知人友人に贈ります
歳暮としてもずいぶん贈っています

贈り先より生産量の方が多いので家にたまります
それを贈るのです
送料はかかりますが菓子などを贈るよりは安く済みます

贈って本当に役に立つかどうかは分かりません
それは受け取った方次第でしょう

わたしはともかくかごやざるを贈ります

2018年4月30日月曜日

ヒトの変態

イモムシは卵から生まれてくる前、すでに大人の体の部位が育ち始めた状態で生まれてきます。その「成虫原基」と呼ばれる、とても小さな細胞の塊は彼らの体中に広がっていて、変態の間にそれぞれの原基が成虫の蝶や蛾のさまざまな体の部位として発達するのです。イモムシがサナギになる時、それは酵素を放出するので、ほとんどの細胞組織を溶かしてしまいます。成虫原基と、特定の筋肉と神経システムの部分しか残ることはありません。体の残りはすべてドロドロに溶けてしまうのです。このたんぱく質豊富な廃物液は新たな細胞分裂の急増を促進する助けとなり、成虫原基が一人前の成虫の羽根、目、そして脚となるのです。

2017年12月31日日曜日

一入亭のゆく年くる年 2017年から2018年へ

戌の集い
一入亭の行く年、2017年はこんなでした


つねづね面白い本を読みたいと思っています
この一年でどんな本を何冊くらい読みその読後感はどうだったでしょうか?
どなたもご関心ないことかと思いますが以下の通りです

なお読後感はあくまで私にとってどうだったかということです
これで何かを主張する意図はありません
参考にしていただく分には一向差し支えありません

書名、著者、読後感(☆☆☆これは面白い!、☆☆読んで良かった、☆読まずもがな…)
EU複合危機             遠藤 乾            ☆☆
われ笑う、ゆえにわれあり     土屋賢二            ☆☆
老子道徳経            老子              ☆☆☆
フランスの異邦人         林 瑞枝            ☆
15のわけあり小説          ジェフリー・アーチャー     ☆☆
悪知恵              鹿島 茂            ☆
ドーダの近代史          鹿島 茂            ☆
老人力              赤瀬川原平           ☆☆
ライン河の文化史         小塩 節            ☆
ライン河紀行           吾郷慶一            ☆☆
定年から輝く生き方        帯津良一            ☆
達者でぽっくり          帯津良一            ☆
ポックリ名人           帯津良一            ☆
ふたり老後もこれで幸せ      辻川覚志            ☆☆
続老後はひとり暮らしが幸せ    辻川覚志            ☆☆☆
紅茶の手帖            磯淵 猛            ☆
帰ってきたソクラテス       池田晶子            ☆
精神のエネルギー         ベルクソン           ☆
人生論ノート           三木 清            ☆☆☆
老いる家崩れる街         野澤千絵            ☆☆
海の見える理髪店         荻原 浩            ☆   
生きづらさからの脱却       岸見一郎            ☆☆
後世への最大遺物         内村鑑三            ☆☆
第二次世界大戦          アントニー・ビーバー      ☆☆☆
納棺夫日記            青木新門            ☆☆☆
芭蕉の門人            堀切 実            ☆☆
人間自身ー考えることに終わりなく 池田晶子            ☆
ラジオは脳にきく         板倉 徹            ☆
恩を返す話            菊池 寛            ☆
恩讐の彼方に           菊池 寛            ☆☆
動的平衡             福岡伸一            ☆
聞く力              阿川佐和子           ☆
転職               高任和夫            ☆
ツァラトゥストラ         フリードリッヒ・ニーチェ    ☆
養生の実技            五木寛之            ☆
ショックドクトリン        ナオミ・クライン        ☆
日本人の死に時          久坂部羊            ☆
悼む力              阿刀田高            ☆
ダークツーリズム入門       風来堂             ☆
民芸の教科書④かごとざる     萩原健太郎           ☆☆☆
孤独と不安のレッスン       鴻上尚史            ☆☆
洋子の本棚            小川洋子            ☆
ゲンロン0観光客の哲学      東 浩紀            ☆☆☆
翻訳技法実践論          稲垣直樹            ☆☆☆
幸福論              バートランド・ラッセル     ☆☆☆
原因と結果の法則         ジェームズ・アレン       ☆☆
憂い顔の「星の王子さま」     加藤晴久            ☆☆
星の王子さま           アントワーヌ・サンテグジュペリ ☆☆☆
意味がなければスウィングはない  村上春樹            ☆☆☆
世代の痛み            上野千鶴子、雨宮処凛      ☆☆
「フランスの最も美しい村」全踏破の旅 吉村和敏          ☆☆
カンディード           ヴォルテール          ☆☆

この一年間で新旧とりまぜて50冊ほど読みました
100冊ぐらいは読んだかなと思っていたので意外に少なかったです

図書館へふらりと行って「面白そうだな」と借りた本は大抵つまらなく
何か理由があって読もうと思って借りた本は面白かったという印象があります

理由というのはおよそ次のようなことです
・自分が関心を持っている人が書いた本だから
・自分が関心を持っている人が興味深く読んだ本だから
・自分がやっていること(竹細工やサイクリングなど)に関わる本だから
・自分が置かれた状況を理解するうえで役に立ちそうな本だから

これらの理由は今後どんな本を読むか決めるときの参考になると思います




英語
いつのころからかずっと英語の勉強をしています
いまはNHKラジオの「実践ビジネス英語」をやっています
1回15分の放送を録音してヴィニエットを繰り返し聞いて書きとります
頭の体操になりますし世の中のことも若干分かるので一石二鳥です

語学学習はぜんぜん苦になりません
というか勉強するのが楽しいです
テキスト代は安価で、ごくたまに英語力が役立つこともあります
それで今年も休みなく続けました
続けましたが上達しているか退化しているかは不明です

仏語
これまでの英語学習にプラスして今年7月からフランス語の勉強も始めました

二十代にヨーロッパアルプスへ行ったのを機会にフランス語を学び始めました
三十代になって仕事で英語を使うようになりフランス語から遠のいてしまいました
それから三十年ほど経った今年、ひょんなことからフランス語の勉強を再開しました
ひょんなこととはこんなことです

6月にライン河を自転車で旅していてフランス人の自転車乗りと知り合いになりました
デュッセルドルフのキャンプ場で言葉を交わしたのがきっかけです
彼と私は年恰好が近く登山やスキーという共通の趣味を持っていることが分かりました

二人とも行き先がライン川の河口なので一緒に行こうかということになりました
彼とは不思議にウマが合いました
それにしてもそれから六日間も一緒に走るなんて思いもよりませんでした
彼にとっても意外なことだったに違いありません

キャンプ場でテントを並べ酒食をともにし
食料を分け合ったりトイレットペーパーの貸し借りをし
風雨が強かった日はホテルに相部屋で泊まりもしました

彼は英語が苦手なので私たちはフランス語で話をしました
私のフランス語はつたないものですが一緒に旅をするのにそれ程不便は感じませんでした
彼の理解力(聞き流す力も含めて)が高かったからでしょう

ロッテルダムで彼と別れるとき来年はロワール河を一緒に走ろうと約束をしました
ロワール河はフランス最長の川で中流から下流にかけて古城や原発がたくさんあります
私はもともと2018年はロワール河を走ろうと決めていました
正負の遺産を巡るという私の旅の目的にピッタリ合うところだからです

奇遇にも彼はロワール河の上流の町に住んでいるとのことです
なのでロワール河を走るのはお互いに願ったり叶ったりです

旅をもっと楽しむには現地語ができるようになるに越したことはありません
それで私は数十年ぶりにフランス語の勉強を再開したのです

勉強の内容は「まいにちフランス語」というNHKラジオ番組を聴くことが一つ
もう一つは「星の王子さま(Le Petit Prince)」を原文で読むことです
辞書を引き引き読んでいます
ときどき星の王子さまのことばにグッときます
このグッとくるところが何とも言えません



ブログ
これまで「藁竹茅」のブログ一本に何でもかんでも投稿していました
それを昨年から内容別に三本立てにしました

「藁竹茅」https://hitoshio.blogspot.jp/ 実践している藁細工、竹細工、茅葺きの内容をなるべくわかりやすく伝えようとしています
「一入亭日乗」https://hitonichi.blogspot.jp/ 安上がりで楽しいライフスタイルを模索しています
「ほぼ人力遊山記」https://hobojin.blogspot.jp/ あちこちにある正と負の遺産を自転車や徒歩で訪ねて感じたことを書き綴っています

三本立てにしたことで構成としてはすっきりしました
ところがブログが三本になるとより手間暇がかかります
それでも「藁竹茅」はこれまでのパターンを継続してなんとかまるく収まりました
しかし「一入亭日乗」と「ほぼ人力遊山記」への投稿が思うようにできませんでした

「一入亭日乗」は「藁竹茅」と「ほぼ人力遊山記」でカバーする範囲以外のことです
なので項目が多岐におよびうまく整理して投稿することができませんでした
「ほぼ人力遊山記」はブログで取り扱う範囲ははっきりしています
問題だったのは6月のライン河以降投稿したいと思うようなことがなかった点です





一入亭の来る年、2018年はこんな感じかな


面白い本が読みたいです
大切な時間を使って読むのでいい読後感が得られる本が読みたいのです
読む本をどのように選ぶかが大事です
それが結構難しいことです

新聞の書評や書店での売れ行きなどを頼りに読む本を決めても満足は得られません
既製服にぴったりとした着心地を求めるようなものでしょう
やはりオーダーメードでなければだめです
高かろうと安かろうと自分の身の丈に合っていなければ仕方がないですね
自分が大切にしている趣味嗜好に裨益する本が読むべき本でしょう

2017年の読書体験からしても「理由があって読んだ本は面白い」といえそうです
昨年読んで面白かった本を読んだそもそもの理由は思い返せばつぎのようなものでした
・自分が関心を持っている人が書いた本だから
・自分が関心を持っている人が興味深く読んだ本だから
・自分がやっていること(竹細工やサイクリングなど)に関わる本だから
・自分が置かれた状況を理解するうえで役に立ちそうな本だから

なので今年は 「なぜその本を読むのかという理由を意識して本を選ぶ」 ことにします

まああまりパッとしない目標ではありますが今年はこれで行ってみようかなと思います




これはもう昨年後半以降のペースを引き続きキープしたいと思います
つまり英語はNHKラジオの「実践ビジネス英語」をやります
フランス語は同じくNHKラジオの「まいにちフランス語」をやります
「Le Petit Prince」はやっと三分の一ほど読み終わったところなので続けて読みます



ブログ
「藁竹茅」
これまでの投稿パターンで続けていきます

「一入亭日乗」
今は「読書」、「語学」、「ブログ」の頭脳活動項目だけ投稿しています
これ以外の項目を「一入亭日乗」に加えていきます
ざっくり言うといえば「衣食住」の関係です
「衣食住」は「読書」、「語学」、「ブログ」よりももっと日常的な身体的な活動です

「ほぼ人力遊山記」
このブログで取り扱う範囲ははっきりしています
「登山」、「スキー」、「サイクリング」です
これらをもっと楽しみたいと思います
そうしてもっと投稿します

荒川と入間川の合流点から見た入り日