沼田市の旧生方家(きゅううぶかたけ)住宅です
300年以上前に建てられた東日本で最も古いといわれる商家(町家)です
シトミ(蔀)ははじめ寝殿造りに、ついで寺院、時代が下って商家によく使われました
店先を蔀にすると広々して商いがしやすくなりますからね
シトミド(蔀戸)の上半分をハジトミといいます
この家ではハジトミを内側にはね揚げて金具で釣っています
下半分は外してかたわらに立てかけてありました
昔の建具はいい材料を使っています
材料はマネできませんが構造は参考にして線を引き直すことにします
はね揚げたハジトミの高さは175㎝ぐらいです
頭上注意の札が下がっていました
土間を奥へ入っていくとバケツがたくさん置いてあって一瞬オブジェかなと思いました
板葺きの石置き屋根から雨漏りがするようです
見て、触って、入場料110円、見学時間45分は無駄ではありませんでした
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