退職する5年くらい前から自分のこれまでの人生を把握し直してみようと思いました
それでエクセルに自分が大切だと思うライフイベントを時系列で書き込んでいきました
いつ、どこで、だれと、なにを、どうしたのかを分かる範囲でリストアップしてみたのです
私は山登りが好きで高校生の時から「山日記」をつけていました
まずその日記に書かれていることは全部エクセルに書き入れました
高校生までに登った山のことは記憶やアルバムをたどって書き起こしました
つぎに学生手帳を参照して大切だと思うイベントをエクセルに入力しました
大学入学後に毎年買っていた学生手帳にはイベントの予定だけでなく記録も記入していました
生活面のこともそこに書いていましたので重要なイベントはピックアップできました
就職をしてからも毎年手帳を新しくして何か大事なことはそこに記録しました
相変わらず山登りなどの記録が主でしたがそれ以外のイベントも増えていきました
結婚もしたし子供も3人生まれました
他にも30代半ばで留学したりといろいろなことがありました
留学から帰ってから50代の終わりまではそれまでとすっかり生活が変わりました
山登りにはめったに行かなくなり代わって古民家の修復に没頭しました
古民家を維持するための夏の草刈りや冬の雪掘りなどを定期的にしました
こうして60歳を目前に退職した時点でライフイベントは1,000件を超えました
退職してからは自分のやりたいことを中心にすえた生活になりました
やったのは藁細工、竹細工、茅葺きと山登り、自転車旅、それに船頭です
自分が何を好きなのかはエクセルに記録したイベントの数にはっきり表れていました
退職してからは自分が面白いと思うことをする楽しい生活になりました
生活の変化はリストアップされるイベントの急増となって現れました
今はほとんど毎日がイベントと化しています
森博嗣はこの本の中でこう書いています
「(生き方は)整理・整頓をし、綺麗にしておくと、とても生きやすくなるだろう」
そうだなあ
さらに
「人生の整理・整頓ができている人に共通するのは、自己評価が絶対的である点だ」
「頼まれたわけでもない、褒められたいわけでもない、自分がやりたいからやっている」
「人生は、一度きりであり、その人生を自分で評価することが前提である」
「他者に褒められるより、自分に褒められる方がどれだけ嬉しいか」
「自分が知っている自分が、一番本物だし、その評価も自分ですれば、それで良い」
「自分がその目的を実現する本人なのだから、自分の能力合わせ、無理のない計画を立てることが大前提である」
とも
それでこれから75歳までの人生の骨組みとなる基本計画を考え直してみました
正月でもありますし
まずこの三年ほどの活動実績を自己評価してみました
評価項目は「あそぶ(山、自転車、舟)」と「つくる(藁細工、竹細工、茅葺き)」です
その結果は自転車・藁細工・茅葺きは優、舟は良、山・竹細工は不良という評価でした
優の3項目は一所懸命にやる理由がありました
自転車は同好の友人と藁細工はサークルに所属してやっていましたからね
茅葺きは自分が所有している家の修理です
いずれもこれからはマイペースでやります
不良だった2項目、山・竹細工にこれから注力していこうと思います
山は日本百名山全山登頂まであと21座という分かりやすい目標があります
竹細工は講習ができるようになることに目標を設定しようと思います
それとやり残していたことも2項目(カヌーとサーフィン)あることに気がつきました
いやあうっかりしてました
川も海も好きなのでもっと行きたい
というわけでこれからガゼン忙しくなりそうな雰囲気です
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