2018年4月30日月曜日

ヒトの変態

イモムシは卵から生まれてくる前、すでに大人の体の部位が育ち始めた状態で生まれてきます。その「成虫原基」と呼ばれる、とても小さな細胞の塊は彼らの体中に広がっていて、変態の間にそれぞれの原基が成虫の蝶や蛾のさまざまな体の部位として発達するのです。イモムシがサナギになる時、それは酵素を放出するので、ほとんどの細胞組織を溶かしてしまいます。成虫原基と、特定の筋肉と神経システムの部分しか残ることはありません。体の残りはすべてドロドロに溶けてしまうのです。このたんぱく質豊富な廃物液は新たな細胞分裂の急増を促進する助けとなり、成虫原基が一人前の成虫の羽根、目、そして脚となるのです。

2018年4月24日火曜日

『天正遣欧使節』 松田毅一


晴耕雨読というライフスタイルにあこがれたのは随分前のことだったと思います
それから長いこと晴れても降っても常にやることが決まっていたような気がします
天気次第でやることを決めるなんてなかなかできませんでした

今日は天気予報どおり朝から雨です
一昨日昨日と二日続けて茅拵えに精を出したので全身に筋肉痛がします
それで今日は本を読みながら休養することにしました

先週までの一週間は黒旅で天草、島原、諫早と駆け抜けました
帰ってから旅の思い出を再度歴史の中で立体構成できるような本が読みたいと思いました
それで図書館へ行き見つけた本がこれです

九州生まれの4人の少年使節が8年の歳月をかけてローマ教皇に謁見してきた記録です
長崎からリスボンへの海路だけで2年半かかりました
彼らは想像を絶するような苦難と天にも昇るような歓喜に何度も何度もゆすぶられました
出かけた時は信長の天下で、帰ってきた時は秀吉がキリスト教を押さえ始めていました

思わず自分はなんて平らかな人生を歩んでいるのだろうとため息がでます
せめて使節が訪ねたポルトガル、スペイン、イタリアへ行ってみたくなりました
彼らが通った道を自転車で辿り宿泊地や訪問先を見て回るのです
パパ様にはお会いできなくとも


2018年4月19日木曜日

かたる フランス語


6月にフランスのロワール河の源流から河口までをドミニクと自転車で走ります
その旅が少しでも深まるようにとフランス語を勉強しています
NHKラジオのまいにちフランス語です
4月から新しいシリーズが始まりました
やっと今週からその勉強をはじめます
平日だけ30分でどれだけ効果があるものやら
大分遅れをとりましたが慌ててもしかたありません
とにかく一歩を踏み出します
Sautez le pas !


2018年4月18日水曜日

『沈黙』 遠藤周作


この本で沈黙とは神の沈黙です
具体的には江戸時代はじめのキリシタン迫害に対し神が何も為さなかったことです
司祭や修道士のみならず信者にも苛烈な拷問が加えられ多くの人が磔で殺されました
このような状況に神は救いの手を差し伸べず沈黙していました

このように沈黙する神を人はなぜ信仰するのでしょうか
この小説はそのことを主題としています

人の世の中では実に様々な悲劇がありましたし今もあります
第一次世界大戦では戦闘員900万人以上と文民700万人以上が死亡しました
そのわずか21年後に始まった第二次世界大戦ではそれをはるかに上回る人が死にました
両大戦ほど大規模ではない悲劇は人の歴史の中で数え切れないほど繰り返されてきました
そのただ一つについても神が乗り出してきて人を救済したということはありません
神は人間の願いを聞き届け実現するために存在するわけではないのです

信仰とは人として生きるうえで宗教の規範を受け入れ実践することでしょう
そうすることによってより良い暮らしができより良い社会になると信じるからです
一方で厳しい暮らしや望ましくない社会の改善を願っても神は沈黙したままです

健康や長寿、受験や就職、良縁などなどありとあらゆることで人は神頼みします
神は沈黙をもってこれにこたえるのです

2018年4月8日日曜日

たけのこごはん


きのう市場で買ってきたたけのこを使ってたけのこごはんに挑戦!
レシピは家にあった40年ぐらいの前の料理本を参考にしました

たけのこはきのう煮ておいたので味付けだけ
これは柔らかく炊けました
鶏肉はご飯といっしょに炊きました
下味をつけ忘れたのでちょっとパサついてしまいました

いつもより少しだけ奮発してわかめと油揚げのおすましとエビの酢の物もつけました
春の恵みをありがたくいただきました

2018年4月7日土曜日

川越市場


夕食ではメインの料理を魚か肉にしています
肉はどこでも造作なく買えますが魚は最近なかなか買うのが難しいです
川越の町中でもこの10年間で鮮魚店が次々と廃業してしまいました

好きな煮魚や焼き魚が思うように食べられなくてしばらくウツウツとしていました

そんな時に市の公設市場が家から自転車で30分のところにあるのを何かで知りました
行って見たところ築地市場のミニュチア版のような景色に驚きました

カラフルで新鮮ないろんな魚に会うことができました

土曜日は一般消費者向けにオープンしており手ごろな値段で少量から買えます
しかも買った魚は市場の一角ですぐに無料でさばいてくれます

八目(ハツメ)というメバルの一種と形のいい鰈(カレイ)が一皿で300円でした
これを煮付けようと思って買いました
魚屋のおじさんに魚の名前を確かめたら「あんた魚が好きだね」と親切に教えてくれました

市場には魚のほかに青物、肉、食料品の店もありこちらも大層にぎわっています

川越市場のHPはこちらです

2018年4月4日水曜日

菓子パン


昼食は手のかからない麺類(うどん、そば、ラーメン、スパゲティ、焼きそば)を作るか
弁当や菓子パンなど出来合いのものを買ってきて食べます

今日は「トークン」の菓子パンにしました
お店の前に立つと焼きたてパンのいい匂いがします
さて何にしようかなといろんなパンが並んだガラスケースをのぞきます

まかないフランス(ソーセージとポテトサラダ)
ブルーベリーとクリームチーズのベーグル
くるみパン
メロンパン

4つで500円です
いつもおいしい菓子パンを庶民的な価格で提供してもらい感謝しています
家に持って帰りカルピスを飲みながら食べました
全部は食べきれずメロンパンは残しました
明日の朝に食べます

2018年4月2日月曜日

お散歩 北川越コース

好きなスポーツは登山とスキー、それに自転車の3つです
自転車は「お散歩」、「花と団子」、「黒旅」の3パターンで走ります
今日は午後4時から「お散歩」に出かけました

「お散歩」では気晴らしと体づくりを兼ねて家のまわりを走ります
20㎞を一時間かけて走ります
荒川や入間川の土手あたりを走るコースを6つ設定しています

今日は「北川越コース」を久しぶりに通して走りました


このコースは一般道のほか入間川の右岸土手を10㎞ほど走ります
その土手で3年前に工事が始まり自転車道が通行止めになりました
う回路はありますが土手通しに走れないのが残念でした

その工事がようやく終わり土手通しに走れるようになりました

なぜこの工事に3年間もかかったのか分かりません
河川敷には入間川への放水路のようなものができていました