断捨離とはヨガのことばで やましたひでこ というひとが提唱し商標登録しています
そのことを最近知り彼女の書いた本を読んでみようと思いました
この本は断捨離という言葉が流行語になった2010年に出版されたものです
読んで参考になったのは断捨離の片付け術よりもむしろその処世術でした
幸福を日々実感したくて家と職場で過ごす時以外をほとんどを何か埋めている女性がいます
家族が協力的で子育てが終わっていれば家事の負担は少なく休みも取りやすい
自分の自由な時間を自分の楽しみで満たしても何も問題もないとは言えます
いつ終わるかもしれない人生だから今を楽しむのだと言います
これも当世的には否定できない生活態度かもしれません
何よりその人自身が日々を楽しんでいると言うのですからそれでいいようにも思えます
断捨離的に見ればここに何かがあるように思えます
楽しんでいることの多くが受け身のかたちだからです
人にもてなしてもらうタイプの楽しさなのです
自分で自分をもてなすようなタイプの楽しみではありません
楽しいと言う毎日はじつは誰かに楽しませてもらっていることが多いのです
断捨離の処世術から見てたいせつなのは
人に頼らずに自分で自分をもてなせる(楽しませる)ようになること
そういうことなのかなと思いました
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