2021年7月21日水曜日

『ブッダの瞑想法 ヴィパッサナー瞑想の理論と実践』地橋秀雄

わたしにとってこれまで仏教との関わりは葬式などの弔いを通じてだけでした
誰かの死に際して手を合わす、仏教はそれ以上でもそれ以下でもありませんでした

高い戒名料や布施を寺に払うたびに「仏教とは何ぞや?」という思いにかられました
「仏教は死者だけでなく生きている者のためにもある」
そういう耳寄りな話をどこかで誰かから聞いた気がするのだけど...

仏教はどのようにして現に生きている人のためになるのでしょうか?
僧侶は死者に経をあげるだけでなく生きている者にも有益な説法ができないのでしょうか?
そもそも人々の心に響く話しができる住職がいったいどれだけいるのでしょうか?
仏教はわたしにとって?だらけだったのでした

ヴィパッサナー瞑想のことはユヴァル・ノア・ハラリの本を通じて知りました
彼はこの瞑想法を自分の生活に取り入れその効果を絶賛していたのです
それがどのようなものかもっと知りたくなりました

例により川越市立図書館で関連の本を探してみました
何冊かあった本のなかでこの本が一番読みやすそうでした
読んでみたところ瞑想の説明が分かりやすいだけでなく仏教についての理解も深められました

ヴィパッサナー瞑想とは何か、多くの人は知らないでしょう
まずこのことについて明快に説明されています
それはとても実用的、実際的、実践的な日常生活で使える瞑想法だと思います
それを知ることができたのが第一の収穫でした

予期しなかった収穫は仏教における瞑想の大切さを知ったことです
というか瞑想こそ仏教の核心ではないかとさえ思います
人々を苦悩から解放するという仏教の智慧の中身がヴィパッサナー瞑想なのです
ヴィパッサナー瞑想は釈迦の説法に基づき、人生の苦悩の解決の道を教えるものです

ここに立ってみれば私がこれまで見てきたのは金欲にまみれた葬式仏教でしかないのでした

2021年7月7日水曜日

後中門の板壁修理

中の土壁が見えてしまっているところを修理しました 
いつか全面張り替えようと思います
いつかなー?

2021年7月6日火曜日

草刈りなど

 
今夏二回目の草刈りをしました
例の選択的草刈り方式でやったところ、2時間かかりませんでした

なので他もこまごましたこともやりました

1蔓切り
地球温暖化のせいか近年ウドに蔓がすごくからむような気がします
憎らしいのでウドの下に入って蔦を切りました

2ムジナ返し
昨夜寝ていたらムジナが床下に入ってキャッキャ騒いでいました
当人たちは騒いでいるつもりはないのでしょうがうるさいのでフタをしてしまいました

3茅上げ
先月に差し茅をして残った茅(28束)を前中門の軒下に入れました
ここであればほとんど濡れませんから

差し茅したところは雨に濡れています





2021年7月5日月曜日

籾摺り

昨秋に府中農場で藁細工用に古代米を刈り取りました
稲穂がたわわに実っていたのでこれを食しようと思いました
食べるには脱穀→籾摺り→精米しなければなりません

脱穀は時間をかけててでやりました
ところが籾摺りを手でやるのはとてもたいへんです
食べるのを半ば諦めていたところジョイフル本田の新田店に籾摺り機を発見しました
6㎏まで50円の籾摺りをしたところこうなりました

これをさらに隣の6㎏まで100円の精米機にかけてこうなりました

だいぶ目減りしてしまったので八分づきぐらいでも良かったかもしれません

炊いて食べたらふつうに美味しかったです

2021年7月4日日曜日

川越幸すしのムスリム・ヴィーガン対応メニュー


とある講座の一環で今日は川越幸すしのムスリム・ヴィーガンメニューを体験しました
角皿が寿司、左の小鉢がすき焼きご飯、右の小鉢がうなぎの蒲焼ご飯、そして餡かけです
普段お店で出しているものを少しずつサンプルした特別メニューです

それぞれ本物と見まがう造りの繊細さに目をみはるばかりでした
味付けも本物に近くて二度驚きました
寿司だけはカボチャ、トマト、アボガドの味がストレートにしていましたが...

似せるだけではなく、そのものとして満足してもらおうという職人の心意気を感じました