2019年5月4日土曜日
『自省録』 マルクス・アウレーリウス
この本を読んで考えました
一入亭の窓の外を風に乗ってたくさん虫のようなものが飛んでいます
虫ではなくフキノトウの綿毛だとしばらくして気がつきました
タンポポの綿毛のようにフキノトウの種子が飛ぶのを初めてしっかり見たような気がします
それから何日かして気がついたことがあります
フキノトウにはたくさん花がついていて、その花々が一斉にではなく何日もかけて順々に種子を飛ばすということです
こんなめずらしくもないことに初めてしっかり気がつきました
日によって風が吹く日と吹かない日があります
吹いたとしても強かったり弱かったりします
それに風が吹く方向も北から吹いたり南東からだったりいろいろですよね
そのようないろいろな条件のもとで種子を飛ばすことが大事なのでしょう
そうすることでより広い範囲に種子を飛ばすことが可能だからです
フキノトウはこうして太古の昔から生きながらえてきたのですね
こんなことはとくに植物に詳しい人でなくても知っていることでしょう
また一入亭のカメムシについても考えました
夕日の差す西向きの窓に毎日10匹ほど集まってきます
ここがパートナー探しのお約束の場所のようです
この窓のある部屋にはベッドと勉強机があります
カメムシは踏みつぶしてしまうとすごく臭いのです
それで窓に集まってくるカメムシを根こそぎペットボトルで捕まえてしまいます
捕っても捕っても天気のいい夕方にはこの窓にたくさん現れます
ペットボトルで捕り続けても同じようにしてカメムシは現れ続けるに違いありません
それはカメムシが生きながらえるために必要な行動だろうからです
このようしてフキノトウとカメムシの生態をつぶさに見ました
一入亭はほかにもたくさんの動植物に囲まれています
それらもみな生きながらえるための行動をしています
その逐一について、わたしの知らないことばかりです
まわりの動植物どころか、まずヒトという生物の生態についてどれだけ知っているでしょうか
ノーベル医学賞を受賞した人が言っていました、ヒトの体は分からないことばかりだと
とりあえず自然と交流のある暮らしの中で、より自然に生活したいと思っています
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カメ、小屋でもやってなかった?
返信削除やっていたかもしれません
返信削除すっかり忘れています
忘れたことは気にせず、初めてのこととして感動をもって受け入れております