NHKラジオの長寿番組に「日曜名作座」というのがありました
森繁久弥と加藤道子が、脚本された文芸作品を朗読しました
テーマ音楽と劇中曲の作曲は古関裕而でした
このシンプルな番組は50年にわたり放送されました
わたしの母はこの番組を枕元の小さなラジオでよく聞いていました
いつの頃からか二人の名優が展開する劇のおもしろさに心を惹かれるようになりました
原作は吉村昭というはじめて名前を聞く小説家でした
わたしは川越市の市立図書館でよく本を借りて読みます
その図書館の蔵書を「吉村昭」で検索してみると250冊ほど収蔵されていました
そこでまず「日曜名作座」の作品のイメージに近いこの本を借りてみました
この本は市井に暮らす男と女の関係を描いた短編集です
その後知ったことですがこの作品は吉村昭としては珍しい部類の作品でした
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