2025年2月12日水曜日

森博嗣 孤独の価値

「孤独とは楽しさを失う感覚だと述べたのは、結局は、失うというその変化が、寂しいと感じさせる根源となっている、ということであり、逆に言えば、楽しさは、苦しさや寂しさを失った時に感じるもの、ということになる」

このように森さんは言っているけれど、世間的には孤独はマイナスなものと意識されている
その一方で、

「孤独とは今や「自由」の象徴でもある」

それは、

「一人でひっそりと生きて行きたい人も、それができるようになった」

からなのです
それどころか、

「ときどき孤独になった方が健康的だし、思考や行動も軽やかになる」
「楽しさに飢えた状態が「孤独」なのだから、そこから「楽しさ」を求める生産的で上向きな力が湧き上がってくるのも、自然の摂理なのである」

その生産的で上向きな力を何に使うのが人生にとって好ましいのでしょうか?

創作という行為が楽しいものであるとわたしは実感しています
そこで好きなことをするのが「孤独」の活用になります

「自由というのは、自分が思い描いたものを目指すこと、その夢を実現すること」

「この情報過多の現代では、孤独指向の生き方をしないと、自分を保てない人が増えてくるだろう」




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