これから少し古い話をさせていただきます
ちょうど50年前の今頃にわたしは家を出て大学受験のために浪人する決心をしました
家を出た先は新聞配達所が提供してくれた下宿でした
その下宿で寝起きしながら毎朝夕に新聞を配達し勉強をしました
新聞配達は規則正しい生活の支えであり細々とした収入の源でした
新聞配達は歩いたり自転車を漕いだりして体を動かします
若かった自分にはそれほどきつくない労働でした
雨風や雪の日はともかく大体毎日いい気分転換にもなっていました
おかげで希望した大学に入学できました
この本の帯に
「歩く・走る」で学力、集中力、記憶力、意欲、創造性、全部アップ!」
とあります
そんなうまい話があるわけがないと思われるでしょう
新聞配達をしながら受験勉強をしたわたしには納得がいきます
運動はその後のわたしの人生に欠かせないものになりました
これからも運動しながら残りの人生を歩んでいきたいと思っています
有明の月のひかりを待つほどにわが世のいたくふけにけるかな 藤原仲文
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