冬迎(ふゆむかえ)は一入亭という古民家を豪雪から守るためのそなえです
この地方に伝わる民俗的なしきたりでもないし何か美味しいものを食べるわけでもない
家の周りに雪囲いの板を下ろして茅葺きの屋根にはシートを掛けるという大切な労働です
雪囲いの板を降ろす作業は技術的に難しいことはありません
しっかりと板が十手(じって)という金具にはまっていれば問題が生じることはありません
屋根のシート掛けはそうはいきません
シートがきっちり掛かっていないと強風で飛ばされたり破られてしてしまいます
どうやってきっちり掛けるかはほんの数行では説明できません
じっさいに何度もやり何度も失敗してようやくこの頃なんとかできるようになりました
それと今年から協力してくれる人を得ました
その人の働きがほんとうに素晴らしいのでシート掛けはほとんど1日で終わってしまいました
息子とやっていた時は2日かかっていました
屋根職人に依頼していた時でも1日半かかっていたのです
ありがたいことです
シートを掛ける前
棟からシートを掛けます最後はシートで屋根を覆いつくして下りますシートを掛け終わりました無事に来年の春を迎えられますように!
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