2021年11月28日日曜日

海外旅のロジ 出発半年前

旅のおおよそを決める

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ドナウ川 ウィキペディアから


 

2021年11月24日水曜日

小松菜と豚バラの甘辛煮込み丼










あたたかいご飯
540g(180gx3人分)
ぶたバラ肉(うす切り)
150g
玉ねぎ
1/2こ(100g)
にんにく(みじん切り)
5g
しょうが(みじん切り)
5g
ごま油
小さじ2
A
100mL
しょうゆ
大さじ2
大さじ2
砂糖
大さじ2
こまつな
100g
少々
ゆで卵
3こ

作り方

  1. こまつなは2cmはばに切り耐熱皿にのせる。塩をふり、ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で1分30秒温める。ラップを外さずに手でさわれるくらい冷めたら水気をしぼる。

  2. 玉ねぎは1cm角、ぶた肉は2cmはばに切る。

  3. なべにごま油をひき、玉ねぎを中火でいためる。玉ねぎの色がすきとおったようになり少し焼き色がつくまで5分くらいいためる。ぶた肉、にんにく、しょうがを入れ、ぶた肉の色が変わるまでいためる。

  4. Aを加え、煮立ったらゆで卵を入れ、時々まぜながら10分くらい煮る。

  5. 器にご飯を盛り付け、4、縦半分に切った卵、1をのせる。

    Eテレのキッチン戦隊クックルンで紹介されていて美味しそうなので作ってみました

2021年11月19日金曜日

しゃもじかきめし

 
広島へ前夜発日帰りで旅行してきた次男の土産が今夜の夕食でした

2021年11月9日火曜日

The old man and the sea Ernest Hemingway


この本はマズローの自己実現理論を思い起こさせました
人間は自己実現に向かって絶えず成長するというあのピラミッドです
ただしこの理論に該当する事例ではなく相反する生き方としてです

この小説の主人公は巨大なカジキをたったひとりで釣り上げたいと思っていました
それは金や名誉のためではなく自分の人生のすべてを賭けた願いでした

彼はとても貧しくほとんど何物も持ち合わせていません
日々の食べ物にも事欠くようなありさまです
あばらやにひとり暮らしで漁には小さな船でこれまたひとりででかけます

マズロー的に見れば彼には満たされていない欲求がほかにいくつもあるように見えます
たとえばつぎのような欲求を彼が持ったとしてもおかしくないでしょう

美味しい食事で満腹し食後のコーヒーをゆっくりと味わいたい(生理的欲求)
頑丈な家に住み大きな船で魚獲りをしたい(安全の欲求)
船団のメンバーとなって愛する家族を養っていきたい(所属と愛の欲求)
漁師や夫あるいは父親としての尊敬を集めたい(承認の欲求)

少なくとも彼は人生のある時点ではきっとこのような欲求をかかえていたと思います
これらの欲求が満たされないままにどのようにして彼は自己実現へと進んでいったのでしょう

わたしは彼が自己実現以外の欲求をなんとか封じ込めることができたのだと思います
たとえば自分の状況をこのように理解して

生きていけるだけの食べ物は得られている
ともかくも住める家に住んでいる
ひとりでも漁はできるし力量に不安はない
妻は先立ってしまって子供もいないけれど自分を慕ってくれるマノーリンがいる
年は取ってもあの頃の自分を覚えている人がまだいる

彼はこんなふうにしていくつもの欲求とギリギリのところで折り合いをつけたのでしょう
それで良かったしまたそうせざるを得なかったいろいろな事情があったのです
そう思い切ると彼は自己実現ー自分史上最大の獲物を捕るーへと向かっていったのでした

私達は様々な欲求に捕らわれて正面切った自己実現に踏み出せないでいるのはないでしょうか
もし主人公のように自己実現を渇愛しているのであれば思い切ってみるのもいいかもしれない
それが巨大なカジキではないにしてもです

様々な欲求はあるとしてもそれは最低限で我慢あるいは妥協してひたすら自己実現に向かう
こうしてマズローの理論とは相反する生き方をサンチャゴはしたのでした

このような読後感のもとにざっくりとサマリーしてみました

ーー

老いた漁師サンチャゴはあちこちにツギの当たった服をきて裸足であるいています
日に焼けた首筋には何本もの深いシワが刻まれ顔はただれています
手や腕にはむかし漁で負った傷のあとがいくつも残っています

彼はありあわせで建てた小屋にひとりで住んでいます
そこには食べるものがほとんどありません
ここまで80日以上も釣果(ちょうか)がなかったからです
ときどきマノーリンと「エア」夕食などをとっています

小屋にはわずかな漁具と古新聞を敷いたベッドと椅子のほかにこれといった家具はありません
壁にいくつか写真などが掛けられていますがそれは亡くなった彼の妻が遺したものです
しばらく掛けていた彼女の写真は今は外して壁にはありません

彼の船は長さ5メートルあまりの手漕ぎの帆掛け船です
船にはちいさなラジオすらなくすべて勘で船をあやつります

その船に乗って彼はまた朝早く漁に出かけました
マノーリンがどうしても一緒に行くというのを断ってひとりで行きました
マノーリンは釣果のあがっているほかの船に乗り込んでいるのでした

彼はマノーリンを自分の子供のように可愛がっていました
マノーリンは彼を漁師として尊敬し身の回りの世話もしていました
彼はそんなマノーリンに漁の仕方を教えたことがありました

彼は若い時は力自慢で腕相撲は誰よりも強かったのでした
大きな漁船に乗ってアフリカ沿岸まで出かけたこともありました
いまはうらぶれていますが漁港にはまだ昔の彼を覚えている人がいます

ひとりで漁に出るのは危険をともないます
にもかかわらず彼はここのところずっとひとりで漁を続けていました

今回の漁が何日に及ぶか分かりませんでしたが食料はありませんでした
ビンに入れた水だけを持っていきました

彼はふだんは行かない外海に出て行きました
トビウオや小さなマグロではなく大きなカジキが目当てでした
今の自分にできる最大限のことをしてカジキを捕まえようとしたのでした
誰の力も借りずに自分の技と智慧の限りを尽くしてカジキを釣ろうと思ったのです

そうして彼の釣り針にかけた餌にとても大きなカジキが食いついた手ごたえを感じました
彼は急いで釣り上げることはせずカジキが我慢できずに浮き上がってくるのを待ちました

カジキはいつまでたっても浮き上がってきませんでした
おなかがすくと彼は船に飛び込んできたトビウオやイルカを生で食べました
カジキが引く釣り糸で手のひらに負った擦過傷は海水に浸して癒しました
星や月を目当てにして夜も船を操りました
ときどき迫ってくる孤独感とも闘いました
やっととれたわずかな仮眠のあいだに楽しかった若い頃の夢を見ました

彼は数日にわたる苦闘の末にとうとう自分の船よりも大きなカジキを獲ることができました
そのあと残念なことがありカジキは失ったにしろ彼の本望は達せられたのでした

どうにか小屋まで帰り着いた彼はベッドで眠りこけました
マノーリンはそんな彼に暖かいミルクコーヒーを届けました
それは彼がやっと帰ってきたことを知った港のカフェの主人がくれたものでした
目覚めた彼はマノーリンからまた漁に連れて行ってくれとせがまれました

彼は楽しかった頃の夢を見ながらまた眠りました


2021年11月3日水曜日

いろいろな夕食

農工大府中農場で掘った里芋の煮っころがし
庭でとったしその実の塩漬け
自分で作ったスルメイカの一夜干し
知人から貰った笹かま

食べながらあれこれ思いを巡らす