戌の集い |
読書
つねづね面白い本を読みたいと思っています
この一年でどんな本を何冊くらい読みその読後感はどうだったでしょうか?
どなたもご関心ないことかと思いますが以下の通りです
なお読後感はあくまで私にとってどうだったかということです
これで何かを主張する意図はありません
参考にしていただく分には一向差し支えありません
書名、著者、読後感(☆☆☆これは面白い!、☆☆読んで良かった、☆読まずもがな…)
EU複合危機 遠藤 乾 ☆☆
われ笑う、ゆえにわれあり 土屋賢二 ☆☆
老子道徳経 老子 ☆☆☆
フランスの異邦人 林 瑞枝 ☆
15のわけあり小説 ジェフリー・アーチャー ☆☆
悪知恵 鹿島 茂 ☆
ドーダの近代史 鹿島 茂 ☆
老人力 赤瀬川原平 ☆☆
ライン河の文化史 小塩 節 ☆
ライン河紀行 吾郷慶一 ☆☆
定年から輝く生き方 帯津良一 ☆
達者でぽっくり 帯津良一 ☆
ポックリ名人 帯津良一 ☆
ふたり老後もこれで幸せ 辻川覚志 ☆☆
続老後はひとり暮らしが幸せ 辻川覚志 ☆☆☆
紅茶の手帖 磯淵 猛 ☆
帰ってきたソクラテス 池田晶子 ☆
精神のエネルギー ベルクソン ☆
人生論ノート 三木 清 ☆☆☆
老いる家崩れる街 野澤千絵 ☆☆
海の見える理髪店 荻原 浩 ☆
生きづらさからの脱却 岸見一郎 ☆☆
後世への最大遺物 内村鑑三 ☆☆
第二次世界大戦 アントニー・ビーバー ☆☆☆
納棺夫日記 青木新門 ☆☆☆
芭蕉の門人 堀切 実 ☆☆
人間自身ー考えることに終わりなく 池田晶子 ☆
ラジオは脳にきく 板倉 徹 ☆
恩を返す話 菊池 寛 ☆
恩讐の彼方に 菊池 寛 ☆☆
動的平衡 福岡伸一 ☆
聞く力 阿川佐和子 ☆
転職 高任和夫 ☆
ツァラトゥストラ フリードリッヒ・ニーチェ ☆
養生の実技 五木寛之 ☆
ショックドクトリン ナオミ・クライン ☆
日本人の死に時 久坂部羊 ☆
悼む力 阿刀田高 ☆
ダークツーリズム入門 風来堂 ☆
民芸の教科書④かごとざる 萩原健太郎 ☆☆☆
孤独と不安のレッスン 鴻上尚史 ☆☆
洋子の本棚 小川洋子 ☆
ゲンロン0観光客の哲学 東 浩紀 ☆☆☆
翻訳技法実践論 稲垣直樹 ☆☆☆
幸福論 バートランド・ラッセル ☆☆☆
原因と結果の法則 ジェームズ・アレン ☆☆
憂い顔の「星の王子さま」 加藤晴久 ☆☆
星の王子さま アントワーヌ・サンテグジュペリ ☆☆☆
意味がなければスウィングはない 村上春樹 ☆☆☆
世代の痛み 上野千鶴子、雨宮処凛 ☆☆
「フランスの最も美しい村」全踏破の旅 吉村和敏 ☆☆
カンディード ヴォルテール ☆☆
この一年間で新旧とりまぜて50冊ほど読みました
100冊ぐらいは読んだかなと思っていたので意外に少なかったです
図書館へふらりと行って「面白そうだな」と借りた本は大抵つまらなく
何か理由があって読もうと思って借りた本は面白かったという印象があります
理由というのはおよそ次のようなことです
・自分が関心を持っている人が書いた本だから
・自分が関心を持っている人が興味深く読んだ本だから
・自分がやっていること(竹細工やサイクリングなど)に関わる本だから
・自分が置かれた状況を理解するうえで役に立ちそうな本だから
これらの理由は今後どんな本を読むか決めるときの参考になると思います
語学
英語
いつのころからかずっと英語の勉強をしています
いまはNHKラジオの「実践ビジネス英語」をやっています
1回15分の放送を録音してヴィニエットを繰り返し聞いて書きとります
頭の体操になりますし世の中のことも若干分かるので一石二鳥です
語学学習はぜんぜん苦になりません
というか勉強するのが楽しいです
テキスト代は安価で、ごくたまに英語力が役立つこともあります
それで今年も休みなく続けました
続けましたが上達しているか退化しているかは不明です
仏語
これまでの英語学習にプラスして今年7月からフランス語の勉強も始めました
二十代にヨーロッパアルプスへ行ったのを機会にフランス語を学び始めました
三十代になって仕事で英語を使うようになりフランス語から遠のいてしまいました
それから三十年ほど経った今年、ひょんなことからフランス語の勉強を再開しました
ひょんなこととはこんなことです
6月にライン河を自転車で旅していてフランス人の自転車乗りと知り合いになりました
デュッセルドルフのキャンプ場で言葉を交わしたのがきっかけです
彼と私は年恰好が近く登山やスキーという共通の趣味を持っていることが分かりました
二人とも行き先がライン川の河口なので一緒に行こうかということになりました
彼とは不思議にウマが合いました
それにしてもそれから六日間も一緒に走るなんて思いもよりませんでした
彼にとっても意外なことだったに違いありません
キャンプ場でテントを並べ酒食をともにし
食料を分け合ったりトイレットペーパーの貸し借りをし
風雨が強かった日はホテルに相部屋で泊まりもしました
彼は英語が苦手なので私たちはフランス語で話をしました
私のフランス語はつたないものですが一緒に旅をするのにそれ程不便は感じませんでした
彼の理解力(聞き流す力も含めて)が高かったからでしょう
ロッテルダムで彼と別れるとき来年はロワール河を一緒に走ろうと約束をしました
ロワール河はフランス最長の川で中流から下流にかけて古城や原発がたくさんあります
私はもともと2018年はロワール河を走ろうと決めていました
正負の遺産を巡るという私の旅の目的にピッタリ合うところだからです
奇遇にも彼はロワール河の上流の町に住んでいるとのことです
なのでロワール河を走るのはお互いに願ったり叶ったりです
旅をもっと楽しむには現地語ができるようになるに越したことはありません
それで私は数十年ぶりにフランス語の勉強を再開したのです
勉強の内容は「まいにちフランス語」というNHKラジオ番組を聴くことが一つ
もう一つは「星の王子さま(Le Petit Prince)」を原文で読むことです
辞書を引き引き読んでいます
ときどき星の王子さまのことばにグッときます
このグッとくるところが何とも言えません
ブログ
これまで「藁竹茅」のブログ一本に何でもかんでも投稿していました
それを昨年から内容別に三本立てにしました
「藁竹茅」https://hitoshio.blogspot.jp/ 実践している藁細工、竹細工、茅葺きの内容をなるべくわかりやすく伝えようとしています
「一入亭日乗」https://hitonichi.blogspot.jp/ 安上がりで楽しいライフスタイルを模索しています
「ほぼ人力遊山記」https://hobojin.blogspot.jp/ あちこちにある正と負の遺産を自転車や徒歩で訪ねて感じたことを書き綴っています
三本立てにしたことで構成としてはすっきりしました
ところがブログが三本になるとより手間暇がかかります
それでも「藁竹茅」はこれまでのパターンを継続してなんとかまるく収まりました
しかし「一入亭日乗」と「ほぼ人力遊山記」への投稿が思うようにできませんでした
「一入亭日乗」は「藁竹茅」と「ほぼ人力遊山記」でカバーする範囲以外のことです
なので項目が多岐におよびうまく整理して投稿することができませんでした
「ほぼ人力遊山記」はブログで取り扱う範囲ははっきりしています
問題だったのは6月のライン河以降投稿したいと思うようなことがなかった点です
一入亭の来る年、2018年はこんな感じかな
読書
面白い本が読みたいです
大切な時間を使って読むのでいい読後感が得られる本が読みたいのです
読む本をどのように選ぶかが大事です
それが結構難しいことです
新聞の書評や書店での売れ行きなどを頼りに読む本を決めても満足は得られません
既製服にぴったりとした着心地を求めるようなものでしょう
やはりオーダーメードでなければだめです
高かろうと安かろうと自分の身の丈に合っていなければ仕方がないですね
自分が大切にしている趣味嗜好に裨益する本が読むべき本でしょう
2017年の読書体験からしても「理由があって読んだ本は面白い」といえそうです
昨年読んで面白かった本を読んだそもそもの理由は思い返せばつぎのようなものでした
・自分が関心を持っている人が書いた本だから
・自分が関心を持っている人が興味深く読んだ本だから
・自分がやっていること(竹細工やサイクリングなど)に関わる本だから
・自分が置かれた状況を理解するうえで役に立ちそうな本だから
なので今年は 「なぜその本を読むのかという理由を意識して本を選ぶ」 ことにします
まああまりパッとしない目標ではありますが今年はこれで行ってみようかなと思います
語学
これはもう昨年後半以降のペースを引き続きキープしたいと思います
つまり英語はNHKラジオの「実践ビジネス英語」をやります
フランス語は同じくNHKラジオの「まいにちフランス語」をやります
「Le Petit Prince」はやっと三分の一ほど読み終わったところなので続けて読みます
ブログ
「藁竹茅」
これまでの投稿パターンで続けていきます
「一入亭日乗」
今は「読書」、「語学」、「ブログ」の頭脳活動項目だけ投稿しています
これ以外の項目を「一入亭日乗」に加えていきます
ざっくり言うといえば「衣食住」の関係です
「衣食住」は「読書」、「語学」、「ブログ」よりももっと日常的な身体的な活動です
「ほぼ人力遊山記」
このブログで取り扱う範囲ははっきりしています
「登山」、「スキー」、「サイクリング」です
これらをもっと楽しみたいと思います
そうしてもっと投稿します
荒川と入間川の合流点から見た入り日 |