一入亭 |
一入亭が建っている新潟県中越地方の中山間部はワールドクラスの豪雪地帯です
積もった雪が屋根を壊さないように一冬に二、三回雪掘りをします
このあたりでは「雪かき」のことを「雪掘り」といいます
多い年には一冬の累積積雪が10mを越えます
雪かきなどという生易しいものではありません
どかっと降った雪を大汗をかいて掘らなければならないのです
今冬は11月中旬から何度も雪が降りました
今年は大雪かなと思いましたが今のところ積雪150㎝ぐらいと平年並みの気配です
一入亭は中門造りという建物の構造上どうしても屋根の入隅部分に雪が溜まります
今回はこの部分だけスノーダンプで掘って下に落とします
雪が多い年は積雪が軒先まで達します
2011年から三冬続けて大雪となりそんな状況でした
最近は二冬小雪が続いています
大雪も小雪も三冬ぐらい続くような感じがしています
裏側は北向きで表側よりも雪が多く吹き溜まります
年中日陰なので雪は融けずに凍りつき表側より掘るのが大変です
裏側を掘っているところです
積雪がもっと多くなると面白い雪掘りの技が登場します
それはまたその折にご紹介しましょう
ところで今年のシート掛けは概ね上手くいったようです
大きく外れたところはありません
ついでに3か所ほど手直しをしました
開始から2時間で今回の作業はお仕舞いです
楽ちんでした